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black eyes blue

Oh, I never should've trusted you. [Repeat x4]

https://www.youtube.com/watch?v=HNOR36mPtbk
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by kenya-guitar | 2015-02-26 09:14 | 雑記 | Comments(0)

タイムトンネルを発見…(1)

衝撃の事実…ついに

タイムトンネルを発見




 と書かれたスポーツ紙をキオスクで見て興奮し、勢い余って手にして開くと

                                            …か!?

 の文字が…「えっ!?俺がワープしちゃったの?もうすぐバイトが始まる時間なのにぃ(汗)」。と、キオスク前でたじろぐ私。店番をする老練の女性がしゃがれた声

「はい…140円です…」

 やられた…慌ててポケットから小銭をまさぐり出して渡し、急いでバイトの始業時間に間に合ったものの、着替えのロッカーに当日のそれを忘れて次の日、憤懣やる方なくバイト帰りの電車で眺める。特に、プロレス記事を…というのは若い頃によく経験した。

 前振りがターザン山本並みに長くなってしまったのだが、実は…ペンギン村にタイムトンネルを発見した。だが、これをタイムトンネルと捉えるかどうかはこのblogを読んで頂いている皆さん次第で…。

 何度も話している通り、私の住むペンギン村は東京湾岸、海を埋め立てて造成された40才過ぎくらいの街。小学校時代に育ったのは、ここよりやや東京寄りだ。もちろん、埋め立て。宮台真司先生風に言えば、幻の郊外、と言うヤツで、似たような年齢層、似たような所得層、似たような車種に乗り、皆一様に似たようなファッション、核家族…とにかく相似というよりも合同に近く、似たものが多い。私がこちらに転校してくる前に過ごした町の記憶からすると、違和感があった。

 ではペンギン村の内陸部は、と言うと、エヴァーグリーンな町。
<その辺りは『彩り、光、そしてお社…』 『青い鳥、エヴァーグリーンな町』を読んでください>

 散歩する際、以前は海に向かって歩いた。暑くても寒くても、ただ風や波の音を感じてペンギンヶ浜に沿って歩くと、海鳥の啼く声、その日によっては透きとおった青空にたゆたう雲も眺められる。ただ最近、なんとなく不思議と内陸の方に向かって歩く。親しい詩人の言葉を借りるとすると、歪んだ空間と時間との結節点、が、どこにあるのかを確かめたいからなのだろう。
 単純に言えば野鳥観察が好きなため、春の香り、梅の花に戯れるメジロや、悠々と舞うゴイサギ、誇り高くただ遠くを見つめるツグミ、渋格好良いジョウビタキの姿を拝みたい。浜辺で潮風に打たれるよりも…それだけだ。


((つづく))
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by kenya-guitar | 2015-02-24 01:16 | 雑記 | Comments(0)

かみさま、おしゃかさま…

 朝早めに起きて、風呂を温め直す。昨夜、義父を筆頭に家族が浸かった湯舟はさして汚れてもいない。ゆっくり浸かった後、風呂場中よく掃除した。そして夕方、妻や子供達が帰宅してまた湯舟に湯を満たし、次の朝また私が同じ事をする。すっきりとさっぱりと、綺麗に風呂が使えているのは、家族間でその生活の循環がイメージとして可視化されているからであり、そこから本当の思いやりや感謝が生まれるのだろう。だから私のような無生産階級に近い人間の居場所も生まれる。

「あんたはね…屋根とあたしがいることに感謝しなさい!!」
「これ以上、あんたを許していたらね…あたしゃ、神様かお釈迦様よ!!」

 仰る通り、かみさん、じゃなくお釈迦様。

 話は逸れたが、風呂上がり玄関を出て空を見上げた。柔らかい陽光、透きとおった水色の空、雲がゆったりと流れるのを感じながら、煙草の煙をすうっと吐いた。短い時間で消えてはまたすぐに浮かぶ煙草の煙。長い時間をかけて消えてはまた浮かぶ雲。川は雨になって海に流れ、再び雨雪になって大地を潤して、長い年月をかけ土の中を彷徨って、きれいな水として湧き、生命を潤す。嵐の日もあるだろうが…。だけど、さっき話した循環が世界にただ広がりゃ良いだろ…思わず、俯いた。

 外部リンクに貼ってある田口ランディ先生のブログ。それでだいじょうぶ…ただそれだけで。ぜひ読んでください。
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by kenya-guitar | 2015-02-19 12:52 | 雑記 | Comments(0)

彩り、光、そしてお社…

 私は幼い頃、絵を描くのに夢中になっていた。
 旧中山道沿い、埼玉の中心部にある古い神社の真ん前、美術大学を目指す受験生向けの美術予備校が開く、子供たちのためのアート教室。三才から小五まで通った。

 古い町に行くと、そういう美術予備校や布団屋、呉服屋や人形屋、材木屋、画材屋、武道具専門店、古本屋などを探して歩いてはその町に住む人々の呼吸を感じて、思わずほっとする。一言で「生活感がある」町並み。最近はそういう個人経営の店舗がシャッターの降りた、しもたやになってがっかりさせられる事が多い。モータリゼーション、なんて言葉も死語として感じられる昨今、交通量の多いバイパス沿いにある郊外型のショッピングモールにそれらの供給機能は集中している。実父の岩手にある故郷も全く同じ…と言うより、日本全国そこかしこが似た様な町並みになっている。それでもそのショッピングモールで飛び交う言葉には地方ごとの訛りがあり、そこに温もりを感じて、これまたようやくほっとする。

 話は戻って、浦和の美術予備校、未だ存続しているのだろうかと気になってインターネットで検索してみると…あった。
 水彩油彩の絵の具が溶けた排水口の匂い、それと題材に使うリンゴやバナナが時間を経て放つ甘ったるい香り。濃いブルーのタイル張りの外壁が残っている建物を画像で見た瞬間、それらがミックスされて不思議と浮かんだ。「幸せの黄色いハンカチ」無数の黄色いハンカチが風にひらひらと靡くのを発見した時に流れたメロディが流れた錯覚も。高倉健と武田鉄矢、桃井かおりが車の中から眺め、生きる希望を確認して安堵したあのシーン。

 それでもって思い出したのは、その美術予備校一階の画材屋で店番をする老夫婦の穏やかな笑顔。確か校長先生夫妻だったと思う。土曜日の小学校から昼に帰宅して、午後のアート教室に入る前、必ず立ち寄って、多種多様な絵の具を眺める私を可愛いがってくれた。35年前の話。

 絵を描いた後、弟と二人、自宅の団地へ歩いて帰る。市街地の中心部から、畳み張りの待合室のある掛かり付けの小児科、同級生の親父の工務店と駄菓子屋の前を過ぎ、「チカンの森」の坂を下って「たまご文庫」を過ぎた神社の前。春先、帰り道にある農業用水路は生活排水もあって汚れていて「どぶ川」と呼ばれていた。道具はほったらかし、二人手づかみでザリガニ捕り、マッカチン探しに興じていると、ベレー帽を被ったおじいちゃんが通りすがり、我々に話し掛けた。

「坊や達は絵を描いているのかい?」

 丸刈りの小学生、我々二人は無邪気に「うん」とか答えたろう。

「絵の道具は大事にしなさい」

 そう厳しくたしなめられ、捕まえたザリガニを片手にぽかんと口を開けて…頬っぺたには、どぶ川の泥がはねて残って。それでも春先のマッカチンは両手のハサミを黙って動かしていて…その臭いも思い出した。


 先日、NHKだったか、戦前に絵描きが特別高等警察に拘束されて尋問されたドキュメンタリーを、当時の方々(生存者)のインタビューを交え放送していた。尋問なら未だしも…小林多喜二の件もあった時代。ドイツだとユダヤ人作曲家はアメリカに亡命したり。亡命した科学者は優遇されたのだろうが、その後…。

 保身のために、嬉々として権力行使に躍起になっても、価値観が反転すればどうなるか。そして反転した勢力が権力を手にして…諸行無常だ。

 私の子供時代に絵を描く営みを支えてくださった方々。美術予備校の校長先生夫妻、ベレー帽のおじいちゃん…今、生きていたらおいくつなのだろう。貧しく困難な時期、色彩を失った世の中でも、表現する事に気丈に真摯であり続けたのは想像に難くない。だからこそ、丸刈りの幼い兄弟に向けてくれたあの方々の微笑みなのだ、と。生きていたらお話を伺いたいものだ。

 あの記憶は1980年くらいか…ただ純粋に、自由にのびのびと創作したり、身体を動かしたり。その有り難みを噛み締めたい。
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by kenya-guitar | 2015-02-05 19:46 | 雑記 | Comments(0)

青い鳥、エヴァーグリーンな町

 私の住むペンギン村は40年前、稲毛のお社を中心としたエヴァーグリーンな町の海を埋め立てて作られた。

「知ってる?この町ってさ…千二百年前からあるんだぜ。千二百年前、って想像できるか?」

 先日、夜中にアメリカ人のギター弾きを車で送る途中に、国道の裏道、エヴァーグリーンな町のメインストリートを通り抜ける時に話した。

 昨日、「まち散歩」という企画に誘われて参加させて頂いた。ご年輩の方ばかり五人と一緒に歩きながら、あの町の歴史を辿る。千円で昼飯と三百円の商品券(そこの商店街で使う)付き。 

 埋め立てられる五十年前は潮干狩りの観光地、漁村だったから道と言うよりもうねった狭い路地ばかり。そういう場所に行くと「火事の時に消防車が入れるのか」「家を建て替える時に重機が通れるか」など、よく心配になる。大正から百年以上残る煉瓦作りの鉄道高架橋…高架と言うには背が低く、軽く背伸びすれば露出した線路の枕木に手が届く。つまりは空襲を免れた町だ、と。その隣町は旧日本軍の施設があったために、こっぴどくやられたそうだ。植えられた樹木も軽く樹齢百年は超えたものばかりで、銀杏の古木一本にも生命の強い躍動がある。

 歩いて着いた先は四百年以上前からあるお寺さんで、本堂に参拝してご住職からお話を聞く事が出来た。実は、妻の母が眠る霊園はこのお寺が運営していると昨年知った。妻にも話したが、妻の家代々の魂を見守ってくださる方だったのだ、と知って、ご住職に一度お会いしてみたいと強く思っていた。意外にもその機会はすぐに訪れて…。
 本堂には書の達人、弘法大師に縁のあるお寺さんらしく「大悲」の筆書きが掲げられている。「殺戮を好む者には大悲の心を」法華経の一節だが、今のこの時代だからか強く印象に残った。
 この町の歴史を中心に説法を頂いてから、左手に荒縄、右手に剣を懐いた不動明王を拝見した。

 一言でこういう機会に早速恵まれた私の運の良さにただ感謝した。一番印象に残ったのは弘法大師の「即身成仏」という教えで…それぞれが今すぐに仏になっていかないとならない、のだそうだ。

 思い出すと朝、エヴァーグリーンな町の「まち散歩」集合場所に自転車で行く途中で青い鳥を見かけた。よく公園などで鳥の姿を夢中で眺める私でも、見た事のない青い鳥…。

someday,over the rainbow.
blue birds fly.

 over the rainbow の一節。青い鳥が虹を越えられるんだから、私だって虹を越えらるはずだよ。そんな内容だったと思う。筆書きの「大悲」の二文字と共に、昨日のはっきりした記憶を辿って、ぼんやり中空を眺める自分の部屋…。

 さてと、夕飯を作るかな。
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by kenya-guitar | 2015-02-04 18:03 | 雑記 | Comments(0)

don't stop believin'

 小学生の頃に好きだったロックバンドの曲、思わずタイトルに。journey…旅。そんな、のほほんとした空気感はこの世の中で感じられない。だって中東に旅してもな…首が飛んでイスタンブールだ。

 小五の息子の担任から電話が…息子が不埒な事をしでかした、と。「私からも重ね重ね言っておきます。これからも息子をよろしくお願いします」と、ただ冷静に返した。

 夕食を作りながらも台所で息子に説教した。難しい年齢で、先生とも信頼関係を結べないかもしれないが。

「俺はそんじょそこらの馬鹿親とは違う。先陣切ってクレーム入れたりもしない。お前が自分で解決してみろ…それ自体、人生勉強だ」

 自分の事だけ考えている連中はこの世でごまんといらっしゃる。それでどうなる?言ってみろ?どう幸せになるんだよ?

 本当に人の幸せ、思いながら散って行った人間もいる…70年前の話。草葉の陰でどう思っているか…冷静に考えてみろ。

don't stop believin' 信じることを諦めないで…

 今日、小学校でケンカをした息子。担任の先生に電話を頂いた。息子にも、担任の先生にも…世界中の人に。

don't stop believin' 信じることを諦めないで…
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by kenya-guitar | 2015-02-03 02:34 | 雑記 | Comments(0)


ギタリスト鈴木健也の雑記帳


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