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冷たい涙、ぽたり (4)

https://soundcloud.com/kenya-guitar


私の作った音楽、聴いてみてください。『my everlasting summer days』…24才の頃に作った曲です。震災直後、一緒に演奏してくれた雄二(ds.)とand(w.b.)に感謝して…録音状態はいまいちですが。後続して流れる曲、二曲もペンギン村マーケットのスタジオで録音。
『the highway and the railway』と共に、Ms.Kに作った曲。幸せにしてあげられなかったけど…仏教的には愛別離苦、と言うそうです。それ以降、私がどんどん苦悩して病んでいく様子が、音楽で…。

今年は除夜の鐘が夜空に溶けて響くでしょうか。静かに祈りたい年末、皆さんよいお年を。


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by kenya-guitar | 2014-12-28 23:54 | プロフィール | Comments(0)

「私の正体…」

 私はテレビを観ない。と言うのも、すごく現実的な理由で、茶の間にある我が家唯一のテレビが私の所有物ではないため、チャンネル選択権を持ち合わせていないからで。ただ、たまに流されているテレビを目にして最近、気になっていることが一つあり…「実は」と始まるナレーションがすごく多い。
 本音は言えないけれども言いたい事は、だとか、我々は常日頃こういう事をやっているけれどもこれこれ云々の方が正しい、とか。なんとなく「騙されている」感がたっぷりな言い回しが腑に落ちない、と言うか。今朝もトーストを食べている横で仕事前に洗濯物を干す妻、だだ流しになっている早朝のテレビ番組でアナウンサーが何回も…。

 それで、私もこの言葉を口にした事があったか、とぼんやり考えると、確かにあった。息子が小学校一年生のクリスマスの時だ。

「ちょっと…こっちに来なさい」
神妙な面持ち、誰にも内緒でというニュアンスを表情にたっぷり含めて息子を呼ぶ。キッチンの陰に。

「実は…」
「どうしたの?」
不安げな息子。

「実は…お父さんは…」
「…!?」
この時点で息子はおののいているのだが…。

「実は、お父さんはサンタクロースなんだ」
「えっ…!?」
一歩飛び下がった。無理もない…サンタクロースは実在すると信じている小学校一年生の男子だ。

 クリスマスは「仕事」で家庭を留守にする事、他の子供たちのためにも一所懸命頑張ると所信表明などをして、妻にも内緒にするよう堅く約束を交わした。



 それから四年後の今朝、息子がクリスマスプレゼントのおねだりをしていた、と妻から聞いた。妻に、だ。無理もない…私は経済的な余裕があまりなく。現実的な話を息子がよくよく理解している。


それでは皆さん、良いクリスマスを…。
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by kenya-guitar | 2014-12-24 08:11 | 雑記 | Comments(0)

冷たい涙、ぽたり (3)

https://soundcloud.com/kenya-guitar


私の作った音楽、聴いてみてください。『Origin' New』…28才の頃に作った曲です。震災直後、一緒に演奏してくれた雄二(ds.)とand(w.b.)に感謝して…録音状態はいまいちですが。後続して流れる曲、二曲もペンギン村マーケットのスタジオで録音。


イメージ画像は模索中です。
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by kenya-guitar | 2014-12-22 01:12 | プロフィール | Comments(0)

ただ聴いている…(4)

この方の作品をこのblog上で取り上げるのは、ちょっと躊躇った。それは後述するが、私が高校生の時期、まだ音楽の再生装置がラジカセの時代で、大概、当時濫立していたjazz番組を聴き漁っていた。

エアチェック、という言葉はダウンロードの時代には通用しないかも、とは思う。高音質で録音できるカセットテープをなるべく安価で入手しては、ラジカセからカセットに録音するのを繰り返して、それを聴く。一番初めにこの方の歌声を聴いたのは私が高校生の時、地元FM局のDJをされていた。正直、音程が不安定で…それでも音楽が好きなのが伝わってくる、それが気に入った。もちろん、楽曲も素晴らしく『ただ聴いている…(1)』『同…(2)』でもご紹介した方が作曲されていたのもあり。インストゥルメンタルの楽曲ばかり聴いていたから、あまり歌詞は覚えていなかったが、CDを買うとたちまち思い出した。
その後、一時期、休業状態に入って、そして何故か表舞台からいなくなった。だが幸いな事に、音楽がぽつぽつとインターネット上に残っていて…。この音楽を聴いた事はなかったが、最後の作品だった、と。なんと剥き出しの言葉を最後に残したのだろう、と聴いていて目頭が熱くなった。先日、亡くなったあるドラマーの方の出棺にこれが流れた、とも聞いた。途中で挿入される激しいギターソロに続く「たましいは忘れはしないから…」という歌詞。

この作品をこのblog上で取り上げるのを何故、躊躇したのか、というと、この方は引退状態で…ただ素直に、作品の素晴らしさが残るのをそっと優しく見守っていたいから、である。


https://www.youtube.com/watch?v=V71Hd2k5kto
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by kenya-guitar | 2014-12-20 22:15 | 雑記 | Comments(0)

ただ聴いている…(3)

今回の主人公はお二人、「遺影の方」と「サングラスの方」であり、このお二人の主人公が過ごした時代のキーワードは『エロ、グロ、ナンセンス』…なのだ。

例えば、私の幼い頃に親父が運転する車内で聴かされた「おそうじオバチャン」と言う憂歌団の曲、後部座席に座る小学校入学前の私は、そんなカセットかけるのは恥ずかしいからやめてよ、という時代。親父は夜行列車で東北の田舎町から上京後、大学へ、卒業後に就職。パソコンもなく、手書きの帳簿とそろばんで格闘して、五感から解き放たれようともがいていた時代の臭いカルチャーだったと思う。だから、憂歌団の”憂”の字が、現在の”憂”の字とは違う憂鬱を帯びていて…第一、このインターネットすらなかったし、携帯もないダイヤルの時代。ヘッドフォンも今あるものよりゴツゴツしていて…それが1970年代のカウンター気味のサブカルチャー、その汗臭さから逃れようとする感覚が表出したのがまさに『エロ、グロ、ナンセンス』だった。それもやがて、スマートにダウンサイジングされて極みに至ったプロセスがここ十二年で、現在の憂うつだろう。

最後に「サングラスの方」が、「私もあなたの数多くの作品の一つです」と語りながら、眼鏡越し。「遺影の方」に捧げた表情。その前にあった、お礼をする事すら他人行儀に思えてならなかった時代の空気感。「あなた」の「作品」になる事、ありきたりなコミュニケーションも敬遠するこの時代の空気を感じながら、思わず食い入るように観てしまった。

当時は拡散するサイケデリックな時代だった、と本当に思う。

https://www.youtube.com/watch?v=0ZYooSZVW-M
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by kenya-guitar | 2014-12-20 01:59 | 雑記 | Comments(0)

冷たい涙、ぽたり (2)


https://soundcloud.com/kenya-guitar


私の作った音楽、聴いてみてください。『risperidone 1mg』…躁鬱が交互にスローモーションになる感じ、を音楽で表現した。入院前に、危うく死にかけました。震災直後、一緒に演奏してくれた雄二(ds.)とand(w.b.)に感謝して…。


イメージ画像は模索中です。
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by kenya-guitar | 2014-12-20 00:28 | プロフィール | Comments(0)

度し難いもの

最近、魂、みたいなものを強く信じられる様になった…と書くと、訝しげな表情をされる方も多いだろうとは思いながらも、敢えて書いてみる。例えば、前世や来世の連続性みたいなものがあるんだ、とただ漠然と思う。

昨日だったか、遅い朝、休日を取った妻がガアガアと騒音を立てて私の寝床、ソファの周りを掃除する、否、してくれているのだ…憎まれ口を叩きながら。なんだよ、と力なく返答しながらうたた寝、再び。すると、いきなり…

ブオン、ブオン、ブオン…

と、大きな音を立てて、瞑っている瞼に一筆書き、明確で強いブルー、太い毛筆で書かれた逆U字形が何発も現れた。直感的に「やばい、俺、殺される」とか「また大きな地震がくるのか」…と、書いていてUFO目撃情報の様相を呈してきてはいるが現実の話で、否、幻覚かもしれず。それもいずれ失せた後に、地震も何もなく生きている自分をただ実感して。あれはなんだったんだろう、と考えながら、まどろみの中にいた。

その後の昼過ぎ、妻に「夢の中で音楽が流れること、ってあるか」と訊ねると、それはない、と。絶対音感があるはずなのに。私は幽体離脱みたいな感覚も小学生の頃からあるし、全身を流れる血流が毛羽立ってくる感覚もあったり、アスファルトを眺めていて浮き上がってくる事や、まあパラノイアもあるが。


十年くらい前、零細の水道工事会社でアルバイトさせて頂いた…早朝、東から昇る太陽を眺めながら満員電車に詰め込まれて、山手線の向こうにある事務所まで。シベリア帰りの先代の社長は、徴兵される前、陽の昇っている内は大八車で都内を回る職人で。私自身、糞尿の海の中、ほふく前進して排水管を修理する補助をしたり、もあった。それは別段、武勇伝として語るでもなく、そのリアルの中で生きる人間が感じる喜びや悲哀、のようなものを学ばさせて頂いた、のだと思う。きっと、そこから本来の誇り、が生まれて、ある時には本来共有されるべき職業倫理などがあり、そこに優しさや思いやり、尊敬、というかけがえのないない感情も生まれ…。あの時期、私はまさに糞尿の海の中を這いずり回るべきだったのだ。感覚的にそこにいたのだろうと思う。それで初めて、ニッカポッカを履いて労働される方々の憂うつに寄り添えるはずだ。
例えば、魚屋さんの商品を買う時に、丸々一本買う…要するに捌いてもらうことはしない。自分で魚を捌いてみて下手さ加減に飽き飽きしながら、学び…最終的にその魚屋さんのリアルに寄り添ってみる。そこにはなんのメソッドもセオリーも不要なはずだ。やってみて初めて分かる。レシピなく料理してみて、初めてレシピの有難味が分かる感覚を覚えるべきで…。

糞尿の海で足掻いたその後、私は真っ黒いブラックに焦げ付き、悪夢の分析を始めて…自己解体に勤しんだ。それもただ感覚的に内面へのベクトルを研ぎ澄ますだけの作業で。幼い頃から熱中した美術も、柔道も、数学も、音楽も、そんな感じだった。こうやって書いている文章だって、どこかで方法論を学んだ訳でもなく。だから、どぶの臭いも感じずに、どぶ板を渡ろうとするのは恐ろしい事だ、と、よくよく思う。


それじゃあ、恐ろしいほど真っ青なあの逆U字形はなんだったのか…と、ここまで書いて逆流するが、それは私が寄り添って差し上げられなかった魂、の憂うつだったんだろう、と思う。ブルース、哀歌…それを感じながら、生きるべきだな、と、情報が錯綜して全てが記号として取り扱われ二元的な価値しか生み出さずに、本質を持つべき現実から引き剥がされそうなこの世界の憂うつに寄り添う資格を身に沁みるのだ。それも幻覚だ、と言われればそれまでだが…。

色即是空、空即是色…仏教的にはそういう表現もある。それは、とある菩薩の表現であり…。本来、全ての方々がこの世界の憂うつを噛みしめながら、それぞれが本来の仏の姿になっていくべきだ、と強く願うのである。


「アンタをこれ以上許していたらね…アタシゃ、神様かお釈迦さまよ!!」と、私に向かって怒鳴った妻。申し訳ありませんでした…あなたも、お釈迦さまです。と、妻に敬意も払いつつ、私もいつかは仏か神様になれるのだろうか、と自問自答を繰り返す日々なのだった。
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by kenya-guitar | 2014-12-19 01:21 | 雑記 | Comments(3)

ただ聴いている…(2)

十五年くらい前、ライブ演奏しながら、私は都内にあるCDショップでアルバイトしていた。インターネットはどれくらい普及していたのか、インターネット配信などもなかった時代、この世の中でのCDの価値は現在よりも高く、いわゆる営業さんと呼ばれる音源制作会社の方々が、色々な音楽の「カタログ」や「サンプル盤」を持って頻繁に店にやって来た。「サンプル盤」は最初、CD売り場の担当が聴いて、売れるかどうかの判断がその音楽に下され、時によっては何十枚と発注されたCDが売り場に陳列されて、「こういう音楽ですよ」と陳列された隣にある試聴機に入れられて、時期を過ぎると…捨てられる。

ある時、ゴミを出しに集積所に行ったところ、この方の「サンプル盤」が捨てられていた。しかも真っさら。普通、頻繁に取り扱われた「サンプル盤」は盤面に傷が付いているものだが、全くない。集積所から黙って持って帰った。大学時代に中学時代の友人と行ったある女性歌手のコンサートに、この方がゲスト出演したのも、それ以前の話。その女性歌手の音楽を一緒に作っていたのだ、とも知った。jazzと並行してよく聴いた音楽で、香ばしい。

そして、いつの間にか女性歌手もいなくなり、この方も…表舞台から姿が消えた。

運転する車内、FMラジオから流れてきた聞き覚えのある声、八年くらい前か…この方がまた戻ってきた、という。あらためて棚から出した「サンプル盤」を聴いて、胸が熱くなった。そして最近、この映像を観た時に…言い尽くせない思いが頬を伝った。紛れもなく、ゴミ箱に入れられていた音楽。

何故、こんな話をするかと言うと、そもそも無価値なものはないはずで、ただそれに従って生きれば良いのだ。確かに、その時のそのCDショップでは無価値だったかもしれない。それと共に、現在の世の中でのCDのものとしての取り扱われ方、を考えると複雑な思いがある。もちろん、飯食っていくためにはお金も大事だ。

世界のどこかで亡くなっていった子供たち、このメロディを聴くことなく…無力な人間、として、鎮魂歌として聴きたい夕方。風が強く吹いている。


https://www.youtube.com/watch?v=yy8oer1Kbwg
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by kenya-guitar | 2014-12-17 17:00 | 雑記 | Comments(1)

ただ聴いている…(1)

「ギターのヤツは、ギターのCDしか聴かないからな…」

尊敬する先輩(素晴らしいベースの達人)から、突き放されるようにそう言われたのは大学でも何年生だったか。私も県内有数の進学校に入ったは良かったが、フローティング・ダウンしていたため、自宅浪人を経て「大学生になったからバイトして学費稼いで」とこれまた両親から突き放され…その時に皿洗いのバイトして学費稼ぎながら、ギターも学び、数学やって、哲学やったりの親友達にも寄り添ってもらい。中退した。あだ名は「突撃中退長」で…それで良い。現在のあだ名は「人間リトマス試験紙」で…それも良い。その後は「歩く煩悩」とか…まあ、それも良い。お釈迦様は決して煩悩を否定してはいない。だが、重要なのは中庸だから…。

正直、私のblog上で人様の作品を取り上げるのは嫌だ。この方にご迷惑をおかけしたくもなく、私自身の立ち位置もあるので、繋がっているとも思われたくない…と、言うのも、現在の病理だと思う。本来の意味で、TRUSTしていくべきで…だが、これもひとつの讃美歌だ、と強く叫びたい。

https://www.youtube.com/watch?v=ANze8Hg3xMU
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by kenya-guitar | 2014-12-17 02:47 | 雑記 | Comments(0)

冷たい涙、ぽたり (1)

https://soundcloud.com/kenya-guitar


私の作った音楽、聴いてみてください。『risperidone 10mg』…ちょっとキツめ、かもしれません。震災直後、一緒に演奏してくれた雄二(ds.)とand(w.b.)に感謝して…。


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by kenya-guitar | 2014-12-16 23:01 | プロフィール | Comments(0)


ギタリスト鈴木健也の雑記帳


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