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十二月の演奏予定

早いもので今年も残すところ一月、私の人生の中でも密度の濃い一年だった様な気がします。東日本大震災、持病からの復帰…ギターを弾いてこうやって皆様に聴いて頂ける喜びをひしひしと感じます。
十二月の演奏は一回だけです。お忙しいとは思いますが、お近くにお越しの際は立ち寄ってみてください。

12/23(金) 千葉みなと veicolo 20:00~
鈴木健也(gt.)
ソロギターでの演奏です。石釜で焼く本格ピッツァのお店。マルゲリータorマリナータピッツァ¥1.575-と生ビール¥630-がセットで¥2.000-になる日なのですごくお得です。
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by kenya-guitar | 2011-11-29 16:01 | スケジュール | Comments(0)

金曜日、土曜日

〈温もり(名)〉あたたかみ。ぬくみ。

日頃、暇人を自称する私も珍しく今週末は演奏に忙しかった。千葉みなとのveicoloと市原潤井戸にあるCANONでのライブだった。

高めの天井、店の奥にはピッツァを焼くためのタイル張りの石釜があり、くべられた薪の炎がオレンジ色の光を放っている。いつか知人が話していた、人間は穏やかな炎を見て安堵するのだそうだ。遠赤外線のせいもあるだろう、石釜のすぐ傍は温かい。11/25の金曜日、千葉みなとveicoloで一緒に演奏したのはピアノの佐藤ヒロコさん。今回で三度目だが、今までで一番二人のポテンシャルを活かせたと思う。
『risperidone 1 mg』を聴いた感想、アフリカの親指ピアノ(カリンバ)みたいだった、とおっしゃった方がいた。分かってくれる方が漸く現れたと嬉しかった。

さて、11/26土曜日、市原市潤井戸CANONはドラムスの鈴木雄二さんとのデュオ。ソロギターで何曲かやった後にドラムスで参加してもらった。普段はあまりやらないアンサンブルなので色々と気付かされる事が多い。木の温もり、土と緑の薫り、この場所はすごく気に入っている。新たなバンドサウンドに対しての手応えも感じた。

総じて両方とも楽しかった。

11/25と26、我々の演奏を聴きにお越し頂いた方々、どうもありがとうございました。
千葉みなとのveicoloは12/23(金)にソロギターで演奏しますので是非お越しください。
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by kenya-guitar | 2011-11-27 13:05 | 演奏日記 | Comments(2)

昨夜の食事

〈没頭(名・自)〉ほかのことは見向きもせず、一つの事に熱中すること。

苦味の利いた菜っ葉の入っているサラダ、上品な風味の醤油ドレッシングがかかっている。ポタージュはじゃが芋だろうか。演奏もせず二時間程待たされ腹も減った私は、店の方から、どうぞ、とテーブルに出されたそれらを一気に平らげた。平らげた、と言うにはあまりに物足りなく食欲は燻るばかり。すると皿に盛られたライスと分厚いステーキが出てきた。なるほど、前菜とは食欲にジャブを繰り出して煽るためにあるのだ。さあ、これから出てくる肉をたらふく食えよ、そんな意味の前菜なのだ。ステーキにナイフを入れるとサーロイン、焼き加減はヴェリーレアだと分かる。思わず生唾を飲み込んだ。切り分けたヤツをフォークで刺してソースに浸しむしゃぶりつく。ブラックペッパーとガーリック、醤油の芳ばしい香りが口いっぱいに広がった。やや固めではあるが、肉汁を堪能しながら心ゆくまで噛み締めた。やがて肉は溶けて無くなる。だが、私のDNAは稲作の農耕民族なのだ。猛烈にご飯を欲していた。肉一切れに対して白飯三口の割合。しかし、この計算でいくとご飯が直ぐに無くなってしまうのは目に見えていた。言ってみれば私は客人の身、おかわりなど許されるのだろうか。「居候、三杯目にはそっと出し」という言葉が頭に浮かぶ。
「ご飯、おかわり大丈夫ですよ」
そんな私の気を察してか、コックさんが笑顔で私に声を掛けた。そうなると、安心して食うしかない。肉を一切れ噛み締め、白飯を三口…その作業にひたすら没頭した。

肝心の演奏だが、満腹でギターを弾くと気が散るという事に改めて気付いた。この内容で演奏日記にカテゴライズするのは忍びないが、昨夜演奏した新千葉のmoon blossomはステーキの美味い店、という事でご理解頂きたい。
次回は来年、1/27(金)に演奏します。
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by kenya-guitar | 2011-11-19 14:31 | 演奏日記 | Comments(0)

秋の色

〈紅葉狩り(名)〉秋に木の葉が色づいた山に遊んで、眺め楽しむこと。

秋を感じる場所に行ってみようか、知人は半ば強引に私を助手席に乗せた。病み上がりだが自分で運転して外出出来る喜びをしみじみ感じている様で、私も苦笑いしながら応じる。雲一つない空、空気は乾き冷たく引き締まっているが、車内はフロントガラス越しに陽光が射し込み暖かい。秋を感じる、その場所に行く途中で小学校の前を通ると子供達が校庭ではしゃいでいるのがきらきら輝いて見えた。車で混み合う旧街道を抜けると緑の多い場所に。ここだよ、連れて来られた場所は船橋の馬込霊園だった。

平日の午後、墓石がどこまでも立ち並ぶだだっ広い霊園は閑散としていた。入り口を過ぎた辺りの無縁仏の供養塔の前には背の曲がった老人が一人、何を思ってか静かに佇み手を合わせていた。ベンチには石屋であろう、作業着の四、五人が座り込み談笑している。三匹の犬を散歩に連れて歩く太った婦人。見掛けた人達と言えばおおよそそれくらいだった。
「紅葉はまだ…かな」
霊園すぐ隣にある森には豊かな緑が。秋を感じる色、赤茶けた、と言うにはまだまだだった。

やや拍子抜けした紅葉狩りではあったが、気分転換には十分であった。しかし、視覚が物足りなさを感じていたのだろうか、その知人宅に戻ったところで庭の柿の木にたわわに実るオレンジ色を見つける。すると、知人は茶目っ気たっぷりに゛高枝切り鋏゛を手に物置小屋から戻った。二人でにこにこしながら柿の実を収穫した。
「゛高枝切り鋏゛って…一年間でこの他に何か使う事あるんですか?」
私の問いに一瞬考え込んだ知人は、考えてみるとこれだけのための道具だなぁ、と微笑んだ。
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by kenya-guitar | 2011-11-18 13:35 | 雑記 | Comments(0)

ただ今キャンペーン中

〈whopper(名)〉(口)①途方も無く大きいもの。②大うそ。だぼら。

サッカーは「紳士が野獣になるスポーツ」なのだそうだ。日常、紳士に振る舞う男達がフィールド上で野獣になり対峙する、そんなスポーツらしい。逆にラグビーは「野獣が紳士になるスポーツ」で、日常生活で男達は野獣だそうだ。何故こんな話をするかと言うと、昨夜、野獣達と入り交じったからだ。その野獣達は肉に飢えている。

昨夜、越谷レイクタウンにギター講師の仕事に行った帰り道、ハンバーガーチェーン店のBurgerKingに立ち寄った。whoppersというビッグサイズのハンバーガーとポテト、ドリンクのLLセットを注文すると三十分以内おかわりが無料で出来る。つまり、同じハンバーガーを何個食べても良い、というキャンペーン中だったからだ。
夜八時の越谷レイクタウン、そのショッピングモールを歩いていていつも思うが年齢層が低く、女性と言うよりも女の子が多い。ニュータウンに突如建てられたデオドラントな雰囲気の商店街に集まるのは、噎せる様な汗臭い夜の繁華街に集う人種とは全く違う。自分の欲望にオブラートを被せた様にしてショッピングを楽しんでいる人々だ。ところが、そのショッピングモールの中にあるBurgerKingだけは異彩を放っていた。平均体重90kg以上メタボリック(推定)の体格の良い男ばかり。ハンバーガーの包み紙とレシートを手にしてレジの前で我先にと列を作っている。彼らの目当てはもちろん、三十分以内おかわり自由のハンバーガーである。

五分ほど並び、ようやく注文する事が出来た。おかわり自由のLLセット¥860-だ。店員は私の体格を一瞥するやまた来たか、と言った具合。至って事務的に注文に応える。スマイル¥0-のハンバーガーチェーン店とは違い、無理矢理な愛想笑いは全く無い。
やって来たハンバーガーの包み紙を開き口にする。手の平よりやや大きくずっしり重い。中のビーフパティは分厚く、ブラックペッパーの利いた肉の芳香が強い。レタスとオニオンスライス、トマトとピクルスが挟んであって、ケチャップとマヨネーズがかかっている。よく噛んではアイスコーヒーで胃袋に流し込んだ。会社の先輩後輩だろうか、隣にいるネクタイのメタボリックは、もっと食えよ、笑いながら後輩におかわりを勧めている。
私は一個目をあっという間に平らげた。食欲も減衰しないどころか、増している。普通の女性だったらこの時点で腹一杯、人によっては暫くハンバーガーはご免と言ったところだろうか。食べ終わった包み紙とレシートを手にレジへ向かい、メタボリックの列最後尾に二分程並ぶ。席までお持ちします、レジに打刻しながら店員からナンバープレートを渡された。

隣に座る先程の会社帰り二人は何個目を食べ終わったのだろうか、もう無理です、いやまだ食えるだろう、などと言い合っている。笑いながら、だからまだ余裕があるのだろう。私は店員が持ってきた二個目に食らいついた。肉が分厚く、顎の疲れをやや感じるがまだまだ許容範囲だ。しかし、ゆっくり噛み締めながら完食する。もう一個か…一抹の躊躇が私の中に萌芽した。きっとこの時点で腹八分と言ったところだろうが、黙って立ち上がりレジに向かった。

店員が持って来た三個目を受け取った時に、ずっしりとした感触を手に感じた。重さが300gはあるだろうハンバーガー。それを三個とフライドポテト、ドリンクを食したら1kgは体重が増える計算だ。私の体重が約100kgだから、一食で1%増になる。そんな事を考えて一口頬張った瞬間、さっきと何かが違うのに気が付いた。まじまじとハンバーガーを眺めると、チーズが入っている。チーズのトッピングは有料なはずだが他の誰かの注文と間違えたのだろうか?それとも嫌がらせ?
店側としては無料でおかわりを何個もされたら堪ったものではない。例えば、相撲部屋の力士が仲間十人くらいで来店した場合、店は大きく赤字だ。その場合、どうやったら丁重におかわりを断る事が出来るのだろう。今までとは違うトッピングを変化球として入れてやれば、大食いのペースを乱して戦意喪失するに違いない。云わば「引導を渡す」意味でのサプライズなチーズ投入、それ自体黄色いしイエローカードに見えなくもない。次におかわりをした時には、レッドカードに見えるトッピングが入っているのだろうか?満腹感も最高潮に達しようとする中、私はぼぉっとする頭で妙な事を考え始めていた。パラノイアだ。そんなところで三個目を完食。

そこへ携帯が鳴る。友人からだ。何やっているんだ、よく会うBARに最近あまり顔を出さないじゃないか、酔いも回っているのだろう友人は管を巻く様に受話器の向こうでまくし立てる。今はハンバーガーを食べるのに意識を集中させているんだ、悪いがまた後にしてくれ。電話を切るとや椅子にもたれかかって大きく息を吐いた。正直なところ腹一杯、これからもう一個食べるとすると゛仕事゛になる。しかし、先週も同じ様にチャレンジして三個で断念。

迷わず欲望を貫いたヤツだけが突き抜けられる…どこかで聞いた言葉が脳裏を過る。

ヤるか?ヤれるか?それともヤられるか?

私は立ち上がった。残り時間は十分しかない。

レジの前には誰もいない。私一人が突き抜けた。金曜日の夜、越谷レイクタウンに集まったメタボリックの中で抜きん出た存在感を店員に見せ付けたのだ。注文するやレジの脇にあったフライドポテト用ケチャップの小袋(無料)四つを握り締め自分の席に戻る。このままだと完食出来ない。何か別の刺激が欲しい。
そして四個目を手にした店員がやって来る。心なしか彼の手はブルブル震えている様に感じられた。受け取ったハンバーガー、真ん中から開き肉の上に真っ赤なケチャップを四袋ぶちまけた。そしてトマトケチャップでぐちゃぐちゃになったヤツを端からかぶりつく。
「レッドカードを渡される前に、俺からお前達にレッドカードを突き付けてやる!見てみろ!これがその答えだ!」
心の中で私はそう叫んでいた。口の周り、両手はケチャップでベタベタだ。世間からメガロマニアと呼ばれていた人間の全身全霊の雄叫びだ。周りの客達の視線に何となく気付いているが私は無我夢中だ。見ていてきっと気持ちが悪いのだろう。じっと見るんじゃありません、小学生くらいの子供を叱る母親の声が後ろから聞こえた。

そして四個目を完食。ケチャップでベタベタになった口と手をそのままにして完全に弛緩して項垂れていた。思考が停止している。時間の流れが完全に中断して、毛穴からケチャップの溶けた肉汁が吹き出しそうだ。否、最早漏れ出ているかもしれない。座っているテーブルに目をやるとぐちゃぐちゃになってケチャップで汚れた包み紙と空になったアイスコーヒーの紙コップ、フライドポテトの容器が散乱している。私は最後に残っていた一欠片のフライドポテトを口にすると、紙コップに残った氷が溶けたヤツで流し込んだ。
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by kenya-guitar | 2011-11-12 16:09 | 雑記 | Comments(0)

類は友を

〈親和(名・自)〉①したしみなかよくすること。②ほかの物質とよくなじむこと。

本業を疎かにしていた、という訳ではないが、千葉の富士見町にあるBARの関係で普段全く触れない音楽を演奏していた。メンバーはアメリカ人のベース&ヴォーカル、ウズベキスタン人のギター、そして私がギター。彼らはジャズではなく、カントリーを始めとしたアコースティックミュージックに造詣が深い。バンドで演奏する、と言うよりギター一本で演奏するスタイルだ。

当初の話の流れでは、ベースのアメリカ人が持ってきた自作曲を演奏するという事であったが、実際に持ってきたのは三曲。頼まれたミニライブでやるには足りない。そのため、ウズベキスタン人と私が一曲ずつ持ち寄る運びになる。
リハーサルをやっていて思ったのは、案の定ソロスタイルのギタリストとアンサンブルするのは難しい。それ自体で完成されたサウンドだからだ。馴れない英会話でコミュニケーションを取りながら、アンサンブルの中に自分の居場所を確保するのを試行錯誤する。

そして私が持ち寄る曲…このユニットで演奏するのに適した雰囲気を持つ曲、普段カントリーミュージックには疎い私は考えあぐねていた。ある時に思いつき、イレギュラーな事だが私が歌う事にした。私の好きなJames Taylorの1972年の曲゛don't let me be lonely tonight゛。何事も勉強だし、生きていてこうやって楽しく音楽出来る仲間と一緒に演奏出来るのは何より幸せである。
その曲が収録された゛one man dog゛のライナーノーツを改めて読んでみた。以前からJames Taylorが鬱であるのは聞いていた。Jamesのかつての恋人が自殺したため、自身の気持ちを癒すために書いたのが
゛you've got a friend゛だそうだ。しかし、その曲もCalole KingとJames自身が歌いヒットし、逆にその罪悪感に苛まれる事になる。それが゛don't let me~゛を始めとして、やや支離滅裂でノイローゼ気味な歌詞に繋がるのかと合点した。

常日頃からつくづく思うのだが、人を傷付けずに自由に無邪気さを謳歌するのは難しい。年齢を重ねたせいもあるだろう。ただ無邪気に生きるには三十年以上生きてきた中で色々と知り過ぎてしまった。しかし、それを音楽によって体現するのが私のライフワーク、と言っても過言では無い。
James Taylorの作風に共感する、と言うより親和する自分を見つけて、やっぱりな、と思ってしまうのであった。
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by kenya-guitar | 2011-11-09 17:49 | 雑記 | Comments(2)


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